十常侍イベントは着実に進めています。累計武勲8万到達はあと1,2日でしょうが、「名将」召募はまだ半分しか行っていません。恐らく後1カ月ちょっとでクリアできるでしょう。そうすると、十常侍を入手できます。
■十常侍編成
十常侍は誰でも入手可能のカードで、平民の福音。
固有戦法:乱政
主動戦法で100%発動。昔は指揮戦法のため、もっと確実でした。現在の戦場環境では、主動戦法はコントロールされやすい、強度は以前ほどではないでしょうね。
知略成長2.05、策略系攻撃として弱くないレベル。
固有戦法は本営向けですが、防御は1.86もあるから、場合によって前衛でも良い。兵種の弓兵は地利でさらに防御強化もできます。
編成について考える場合、難点はコストが高い、5.5もあります。
現在主城で一隊のコストはマックス10のため、残り4.5しかない。征服季の金城湯池に「訓練有素」という戦法でコスト-0.5できたら、張機や漢董卓などを入れる編成もありますが、普通は2+2.5の組み合わせで武将を探すしかない。
蔡文姫2、張奐2、甄洛2、祝融2.5、張角2.5、黄月英2.5、王異2.5あたりとの組み合わせを考えます。
ネットで見かけた例として、
本営 張角2.5 不攻、楚歌
中衛 甄洛2 避其、渾水
前衛 十常侍5.5 歩歩、落雷
本営 十常侍5.5 避其、鶴翼
中衛 甄洛2 水淹、渾水
前衛 何太后2.5 百戦、危崖
うん、考える必要がありますね。手元武将を見ると、恐らく蔡文姫、何太后との組み合わせかなと思います。三名異なる兵種で「形兵之極」も入手する必要があります。
例えばこのような編成はどうかな、無課金の節約型で
本営 蔡文姫2 落雷、安撫
中衛 何太后2.5 形兵、重整
前衛 十常侍5.5 回馬、伐謀
手に入れたらまた考えましょう。
■宦官
歴史上の宦官は悪者にされたケースがほとんどで、それもそのはず、王朝滅びる際にいつも女のせいにしたのと同じ、楊貴妃や西太后など。
なぜか日本には宦官制度はなかった。その理由について歴史家の説明は、日本は中国ほど大きい後宮なかったから、その必要性がなかった。
歴史を読んでいくと、推測ですが、恐らく遣隋使遣唐使の時代はまだその余裕がなかったし、その後、宋が元に滅ぼされたら、暫く中国との交流がストップして独自の国風文化を発展した。さらにその後遣明使の時代に、明の宦官乱政を見て、ますます導入したくなくなったではないでしょうか。
もう一つ、昔の日本社会において男女の交際はそれほど厳しくなかった。混浴も明治時代になってようやく廃止されたことから、昔の人々はもっと自由だったでしょうね。
宦官はよく悪い奴という人物像に描かれるが、恐らく皇帝の周辺に選ばれる人はもっとかっこよかったではないか。(笑)
ちなみに、明の宦官勢力増大は、官僚勢力制御という皇帝の思惑があったと思います。宦官勢力大きく弱体化後、皇帝は官僚勢力を制御できなくなった。官僚たちは自分の利益優先で暴走はじめて、結局内乱鎮圧も清との和睦もすべての道が閉ざされ、ついに明が滅びいた。
要するに、良い奴と悪い奴両方が必要、そうすると政治的にバランスとけん制ができて、大きな過ちが起きにくい。ちなみに悪い奴と良い奴は時代と見る角度によって評価も違ってきます。ソ連のアフガニスタン侵攻中に、タリバンは007を助けた良い奴でしたね。9.11の時は悪い奴、さて今後はどうなるかな。歴史は繰り返される、サイゴンの一幕はカブールで再現、かわいそうに。
つづく