大三国志 無課金者の逆襲 ー waveの作戦室

無課金の無課金により無課金のためのブログ

<大三国志雑談> AI - ゲーム終結者

 

 大三国志というゲームは、よく考えたら、結構骨折る作業が多いですね。

 

 遠い城や関所へ行くには、一歩一歩行軍しなければならない、いわゆる「マラソン」。

 

 敵陣に切り込む時は、隣接していないとダメ。一歩一歩近づき、ようやく近くまで行ったが、敵が先回りしてマスを取ってしまった。いわゆる「免張り」。攻撃できるまで1時間待たなければならない。つい時間を忘れて、攻撃諦めたケースありますね。

 

 ようやく隣接して、ついに攻撃できるようになったが、何と敵はこちら側の行軍時間を正確に把握できるから、着弾タイミングに合わせて主力を要塞の外に逃がしたり、また行軍速度からある程度推測もできるから、弱い部隊を待ち伏せもできる。

 

 また、夜寝ている間、防衛に出した部隊は敵の餌食になったり、要塞は取り壊されたりして、四六時中画面を見ている人は有利、そうじゃない人は不利。

 

 このような機械的な作業は、実はAIが一番適しています。

 いつか誰かがこのゲームにAIを導入したら、ゲームオーバーですね。

 

 想像してみてください、もし相手がAIなら、どんなに怖いでしょうか。

 こちらは毎日仕事も、睡眠も、食事も、場合によってはデートや子供送り迎え、老人の介護等々、ゲームに費やす時間はせいぜい数時間。

 

 AIは違う、疲れ知らず、夜も寝ない、挫折という感情なし、秒単位で徴兵、相手のすべての部隊動向を把握、一切の無駄なく、常に最善の状態で敵と戦う。

 

 このような対戦はどんな様子かというと、こちら側が優勢でも、土地を取っても取っても、敵の土地が増える。要塞を破壊しても破壊しても、翌日それ以上数の新要塞が現れる。

 

 マラソンは全く機能しない、常に相手が1秒早いで免張り。オセロ部隊も機能しない、常に相手が強い部隊が待ち受けている。主力同士ぶつかる場合さらに悲惨、何と、毎回同じ部隊に遭遇するじゃないか、一回負けたら、次からずっと同じ部隊に負け続ける。

 

 悪夢のような世界ですね。こうなったらもうゲーム削除ボタンを押すしかないですね。

 

 後世の人々から見れば、我々はこうして人を集めて、人海戦術で敵を圧倒することや、夜中皆が寝ている間偵察してゆっくり狙い撃ちで敵を倒すことは、どんなに幸せでしょう。まさにAIの世界支配前の黄金時代ですね。

 

 そういえば、AIが世界を支配したら、後世の人間は存在しないかもしれません。

 AIにしてみれば、私たちが蟻を見ていると同じかもしれません。ダム建設際にアリの巣など考えもしないでしょう。こうして、人間は知らないうちにAIによって滅ぼされるかもしれません。

 

 ちょっと怖い夢を見たが、現実に戻って、まだ今宵の戦いが残っていますね。

 

 ちなみに、皆さんはロボットを使っていませんよね。(笑)