大三国志ゲームに関羽は二人いる。曹操に一時期降伏した関羽は魏関羽で、その後劉備と共に戦ったのは蜀関羽。この蜀関羽はまた課金ポイントですね。
■関羽固有戦法:樊淵泅囚
樊淵泅囚は主動戦法、発動確率40%、準備ターン必要、発動後敵全体が猶予に陥る、かつ物理攻撃ダメージ95%アップ。
極めて強力な戦法。
■謀定後動
被動戦法、準備必要の主動戦法発動時、洞察状態、かつ自軍各種の属性強化効果ある。
「樊淵泅囚」は準備ターンが必要のため、途中で中断される危険性がある。したがって、関羽に洞察戦法をつける必要がある。洞察効果の戦法は「始計」以外に、この「謀定」しかない。「始計」は武将の速度遅いほうが良い、関羽は高速騎兵だから合わない。前回書いた通り始計と渾水は孫権によく合う戦法ですが、同じくこの謀定後動は関羽に準備された戦法である。
■コンセプト
高速騎兵の関羽は、先手で固有の主動戦法「樊淵泅囚」発動→ 「謀定」の洞察効果スイッチオン、各種の属性増強 → 敵の猶予状態2ターン → 次の「樊淵泅囚」発動 …
孫権と「始計」に似てませんか?
関羽に「謀定」、孫権に「始計」、持っていると別武将のように一段と格上げですね。
■部隊編成
基本は関羽+「謀定」で敵をコントロール。関羽自身も強いため、一騎などつけると攻撃の主力にもなるが、後二人配置できるから、一人は補助役で一人は攻撃役と考えると、有名な荀彧関羽法正隊の誕生である。
荀彧はもう一人の攻撃役、法正は補佐役で後二人の攻撃を最大化にする。重要なのは、関羽+謀定。
ほかの二人は変わっても、戦法は変わっても、関羽+謀定は変えられない。
ほかの編成は、例えば、
要するに、「関羽+謀定」を中心に、攻撃系と補助系武将をつけると、弱くない一隊の出来上がり。
■「樊淵泅囚」名前の由来は、劉備が益州攻略時、荊州の留守は義兄弟の関羽に任せた。関羽は荊州から迫ってくる曹操軍と戦い、樊城で川を決壊させ、曹操の援軍龐徳たちを捕まった。これは「水淹七軍」「樊淵泅囚」などの由来。
その後、呉の呂蒙は関羽出兵の隙に、商人に装い後方の荊州を攻略、これは「白衣渡江」の由来である。