大三国志 無課金者の逆襲 ー waveの作戦室

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<大三国志攻略 連載第三回> 呉レンから部隊編成を学ぶ

■呉レンは何故強いか
 呉レンは大三国志開始以来の人気編成で、特にS1,S2は無敵の存在と言われるほど。恐らくゲームスタート段階でどうしたら良いか戸惑う人が多く、運営さんは呉レンをサンプルに皆に部隊編成の基本を教えようとしたではないでしょうか。

 主な編成:
 前衛 呂蒙(白衣渡江) 道行険阻、反計之策
 中衛 周瑜(玄武洰流) 神兵天降、渾水摸魚
 本営 陸遜(火勢風威) 十面埋伏、不攻

 呉レン強い秘密は、呂蒙の「白衣渡江」と「反計之策」は両方とも指揮戦法、敵前2ターンの物理攻撃も策略攻撃も阻止する。その間、準備ターン必要の周瑜「玄武洰流」と「渾水摸魚」の発動時間稼ぐ。周瑜が発動されると、そのループで終わるまで相手をコントロールできます。
 一方、「神兵天降」は相手の受けるダメージを増幅させ、策略攻撃主力の陸遜の攻撃効果最大化を図る。
 呂蒙は防衛2.23の成長あり、硬い前衛に務めます。相手初期の攻撃阻止と共に、一部攻撃も担当している。

 呂蒙+反計之策、弓諸葛亮+戦必断金、呂蒙+弓諸葛亮、この三つの組み合わせは、いずれ敵の物理攻撃と策略攻撃両方を防ぐ。だから呂蒙も弓諸葛亮も人気ですね。
 「神兵天降」はよく「大賞三軍」と組んで、敵が受けるダメージと自軍の攻撃力両方を増幅させ、プラスマイナスで戦果最大化を図る。

■呉レンから学んだ編成の基本
 以上のように、呉レン編成から学んだことをまとめてみると、強い編成に必要なのは、
1) 敵の行動を支配―敵を攻撃―支配―攻撃のループを形成すること。
2) 強い壁役(呂蒙)、強力なコントロール役(周瑜)、強い攻撃力(陸遜)の組み合わせ。
3) 力を増幅させる(神兵大賞)、初期の2,3ターンの攻撃で敵を無力化すること。
4) 陣営、兵種揃うこと

ネットよく見かける陣営ばらす編成の多くは、強い戦法と武将あってからのもの。無課金者が真似するときはその作動原理を考えてからにしたほうが良いでしょう。

 

■呉レン対策
 呉レンはその合理性と強さゆえ、誰もが一隊を持ちたい。また何か新しい編成を思い出したら、まず呉レンと対戦を試み、その結果で強弱判断するでしょう。
 では、運悪く戦場で呉レンと対戦を考えて、何か策ないか、特に無課金者にとってそもそも良い武将も揃わないのに。
 まず呉レンの特徴はすでに上に分析したように、最初2、3ターンの攻撃が強烈、そして次からコントロールループで敵を支配。対策として初期2,3ターンの攻撃を躱し、相手がコントロール戦法発動前にこちらのコントロール戦法発動、ループを立ち切ること。
 呉レン対策として有名なのは、S2の霊帝SP張奐漢董卓編成があります。
 前衛 漢董卓(酒池肉林)  回馬、百戦精兵 (全速度加点)
 中衛 SP張奐(智取仁守)  窮追猛打、落雷 (全速度加点)
 本営 霊帝(帝臨回光)   強攻兵法、火積 (全知略加点)

 その原理は、董卓全速度+百戦精兵により、呂蒙より早く酒池肉林発動、最初の2ターンで我が軍受けるダメージは最小限に抑える。その間SP張奐(普通版の張奐ではない)はコントロール戦法発動、呉レンのコントロールループ絶つことを祈る。そしてすべての攻撃期待は霊帝に寄せて、霊帝は指揮戦法だから、最初からダメージが決まっており、本営死ななければ、8ターン呉レンに攻撃つづける。おまけに董卓は固い前衛で、毎ターンの反撃も敵を削る。
 霊帝は一人一枚配布されるし、SP張奐は張春華の下位互換でS2スタートからもらえる。漢董卓さえくれば、無課金でも呉レンに対戦できる部隊入手でき、しかも戦法はすべて星4戦法でした。
 もちろん呉レンに勝つ保証ではない、引き分けに持っていき、二隊でとどめを刺す戦法で、少なくとも呉レンはそれほど怖い存在ではなくなる感じ。董卓持ちならぜひお試しください。
 当然呉レンも進化しています。始計呉レン、衆謀呉レン、次から次へ登場してきます。

 

 ちなみに、S2で以下の一隊も対呉レンで結構いい成績出ました。

 前衛 歩諸葛亮 合流、避其鋒芒
 中衛 黄月英  安撫軍心、援軍秘策
 本営 趙雲   閃撃、折戟強攻

  避其鋒芒で最初の攻撃を躱し、歩諸葛亮の減ダメ、後続回復の合流と援軍秘策で部隊の生存能力向上、黄月英指揮戦法で安定ダメージと主力趙雲の物理攻撃。全体バランス取れた組合せでした。

 諸葛亮の代わりに姜維起用のも見かけたことあります。いろいろ試したら良いでしょう。

 

■部隊編成まとめ
 第一回に話したように、大三国志には最強部隊は存在しません。基本はグー・チョキ・パーの関係。合理性さえあれば編成は無数にあります。
 また、戦法発動確率という不安定要素が加えられたため、二回同じ相手と対戦しても全く違う結果が出たりします。ネットなどの編成に迷信せず(だって私みたいのも書いているよ(笑))、ゲーム中の戦歴をよくみれば、その発動原理を考えて、だんだん自分なりの部隊を組めるようになります。

 

さて、次回は同盟について考えましょう。